交通事故によるムチウチの後遺症でくびから背中にかけての痛み、頭痛、耳鳴り、息苦しさを訴えて当院を受診。
調べると首の可動域がとにかく狭く、首から背中にかけて硬直している様子。
まず頚椎から胸椎にかけて棘突起間に刺鍼し微弱電流(マイクロカレント)を通電、その後再度可動域を検査、
かなり広がってきたがまだ背中の痛み、頭痛、息苦しさは残る感じ、今度は座位にて耳介療法を施術。
両耳の反応点を探りASP耳鍼(戦場鍼)を施術、再度可動域を検査、ほぼ正常域に、頭痛と息苦しさは消失、
耳鳴りは残ったが、1度の施術でこれくらい改善すれば、まあ良しとしよう。
ムチウチの後遺症は施術後しばらくは調子よいようだが、数日で元に戻ることが多いため、週1回は必ず通院するよ
うに指導。2回目の施術ではASP耳鍼で耳鳴り軽減ができた。
ムチウチの後遺症にASP耳鍼がとても有効なことがよく分かった症例です。
画像は今回の患者様ではありません。