股関節痛というのは、中高年に多い疾患で、日常生活にも影響が及ぶことから、治療法には非常に注目が集まっています。
当院で行う現代医学的鍼灸治療は、筋肉や関節周囲の組織の状態を調べることから始まります。その上で、局所的な鍼刺激に加えて、遠隔部位(例えば足首など)への刺激も施すことがあります。これによって股関節周辺の筋肉や関節自体が改善されます。
以上のような効果が期待される現代医学的鍼灸治療ですが、治療効果には個人差があります。股関節痛の原因には様々なものが考えられ、それによって治療法も変わってくるため、専門医に相談することが必要です。 さらに、現代医学的鍼灸治療には、副作用のリスクもあります。例えば、刺激部位の内出血などが挙げられます。そのため、患者さん自身でもリスクをしっかり理解し、治療責任者から事前に説明を受けることが望ましいでしょう。